箱を開けると可愛らしい「たぬき」と目が合います

スポンジの上にバタークリームでたぬきの形を作り、チョコレートでコーティングして目、鼻、耳などを付け可愛らしく仕上げました。

昭和30年代後半~40年代前半に日本のどこかで誕生(少なくとも昭和42年には既に地方都市にあったようです)。
おそらくピークは昭和50年代。以後、コンビニやおしゃれなケーキ屋の増加、スイーツの多様化やケーキ職人の高齢化などが原因で、いわゆる「昔ながらのケーキ屋」の減少とともに徐々に数を減らして行きました。

また、たぬきケーキ自体非常に手間のかかる製法(1体1体成形しなければならない)のため、作るのをやめてしまうところも多く、今ではたぬきケーキを作るケーキ屋も少なくなってしまいました。
菓子処たけうちでは、今でも昔ながらの製法で1体1体作っています。